
当院の精神科医療は、統合失調症、気分(感情)障害、不安障害、ストレス関連障害、認知症などあらゆる精神疾患に対応しており、エビデンスに基づいた適切な医療を提供しております。精神科医による適正な診断のもと、患者さまの病状に合わせて、薬物療法および心理社会的療法(精神療法や精神科リハビリテーション等)を効果的に組み合わせた専門的な治療を行っております。患者さまお一人おひとりの希望に沿った問題解決に向けて、医師、薬剤師、看護師、作業療法士、精神保健福祉士、公認心理師、管理栄養士などの専門スタッフが『チーム』となり、多職種が連携・協働しながら、それぞれの専門性を活かした総合的な援助を行っております。

当院の内科医療は、消化器・循環器・呼吸器など内科領域全般に対応し、急性期から慢性期医療まで幅広く対応しております。また、精神疾患を有する患者さまの身体疾患の対応にも力を注いでおり、精神科医と内科医が連携・協働して迅速かつ適切な医療を提供しております。外来および入院診療ならびに訪問診療も行っております。また、健康診断、がん検診、予防接種も実施しております。入院診療は、急性期の集中的な治療が必要な方は一般病棟で対応し、精神疾患を有する方は精神科身体合併症病棟で対応しております。治療終了後は、患者さまの身体状況等に応じて、地域の医療・福祉・介護の関連機関と連携を図り、患者さまが住み慣れた地域で安心して生活が送ることが出来るよう支援を行っております。
当院では消化器を専門とする内科医が胃カメラ(上部消化管内視鏡)、大腸カメラ(下部消化管内視鏡)を行っています。

一般検診
Aコース | 問診、身長、体重、血圧測定、視力、聴力、胸部X線検査、尿検査(蛋白・尿中糖) |
---|---|
Bコース | 問診、身長、体重、血圧測定、視力、聴力、胸部X線検査、尿検査(蛋白・尿中糖)、胸囲、貧血検査(赤血球・血色素量)、肝機能検査(GOT・GPT・Γ-GTP)、血中脂質検査(中性脂肪・HDL-コレステロール・LDL-コレステロール)、血糖、心電図検査 |
特定健康診査
予防の徹底を図るため、平成20年4月より、医療保険者(国民健康保・被用者保険)に、40歳以上75歳未満の被保険者・被扶養者を対象とした「特定健康診査・特定保健指導」の実施が義務付けられました。特定健康診査は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した検診です。 受診には医療保険から発行される受診券が必要です。特定健診についてのご予約・その他関する詳しい内容については、下記までお問い合わせ下さい。 |
函館市がん検診
大腸がん検診 | 2日間にわたって便を採取し、血液の成分が混じっていないかを調べる「便潜血検査(検便)」です。 |
---|---|
函館市にお住まいの方は大腸がん検診の助成対象となります。年齢等の条件がございますので、確認して予約をしてください。 |
※健康診断は全て「予約制」で行っております。
※料金等の詳細はお気軽にお問い合わせください。
インフルエンザ予防接種 |
---|
高齢者 肺炎球菌ワクチン |
日本脳炎ワクチン |
新型コロナウィルス感染症予防接種 |
RSウィルスワクチン |
※各種予防接種は全て「予約制」で行っております。
※料金等の詳細はお気軽にお問い合わせください。

患者さまが安心して地域で暮らすことが出来るよう、地域の医療機関・福祉・介護サービス事業所等とのネットワークを活用し、患者さまに対して切れ目のない医療・福祉・介護サービスが提供されるよう支援・調整を行っております。また、患者さま・ご家族さまの療養上および日常生活上の悩みや不安など抱えている様々な問題を解決するための支援を行っております。
患者さまに安全かつ効果的な質の高い薬物療法を提供するために、多職種と緊密な連携を図り、患者さまの病状や身体状況を把握するとともに、薬の効果・副作用等のモニタリングを行うなど、医薬品の適正使用に努めております。
チーム医療の一員として、薬剤師の専門性を活かし、医師への処方設計の提案、医薬品に関する情報提供など医療の質の向上と安全な医療の提供に努めております。
患者さまの人権を尊重し、専門的知識と技術を持って、看護および療養生活の支援を行うとともに、患者さまやご家族さまの不安を取り除くことための心のケアに力を入れております。 常に患者さまに寄り添い、日々の看護を通して築いた患者さまとの信頼関係を活かし、チーム医療の要として、多職種と協働して質の高い看護を提供しております。
看護部基本方針
わたしたちは、看護専門職者としての自覚と誇りを持ち、地域住民の皆様に信頼される看護(介護)を目指します。
看護部目標
- 一、自分および家族が受けたい看護(介護)サービスを提供する。
- 一、やりがいのある職場風土づくり
- 一、『選ばれる病院』になるために、自分は何が出来るかを考え実践できる。
精神疾患や脳血管疾患など様々な疾患により身体機能が低下した状態にある患者さまに対して、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士がそれぞれの専門性を活かした最適なリハビリテーションを提供しております。
施設基準
■脳血管疾患等リハビリテーション
■運動器リハビリテーション
■呼吸器リハビリテーション
■廃用症候群リハビリテーション
精神疾患により生活に支障がある患者さまが、創作活動や運動、行事など様々な活動に参加することで病状の安定・回復を図り、健康的な日常生活を送ることができるよう支援しております。
活動内容
手工芸、パソコン、体操、映画鑑賞、ゲーム、カラオケ、音楽、料理、畑作業、お花見、夏祭りなど
患者さまの病状に合わせた適切な栄養管理と徹底した衛生管理のもと、日々の食事から患者さまの治療をサポートし、生活の質(QOL)の向上につながるよう取り組んでおります。多職種による栄養サポートチーム(NST)が患者さまの栄養状態を評価し、適切な栄養管理を行っております。季節に合わせた行事食や当院独自にアレンジした日本全国のご当地グルメなど、食事を楽しんでいただくための取り組みも行っております。
